琥珀糖

6月の干菓子は艶干し錦玉の紫陽花編

はじめに 艶干し錦玉とは 日本の和菓子で白ザラメと呼ばれるショ糖を結晶化させた高級な砂糖を使い、甘い砂糖液を寒天で固めたものが「錦玉羹(きんぎょくかん)※」というが、その錦玉羹を常温でしばらく乾かして、表面の砂糖を再結晶化させたものが「艶干し錦玉」で、「干し琥珀」「琥珀糖」などともいう。和菓子では乾かすことを干すともいうことから、艶干し錦玉という名になったと思われる。茶道の干菓子によく使われる。 […]

干菓子 氷菓糖(琥珀糖)

はじめに 寒天とは 海藻から作る。材料を固める性質がある。ところてん、羊羹など食用とするものからオブラートなどの医用、そして、細胞培養基などに使われる。ところてんなどは平安時代から食用とされてきた。成分はだいたい炭水化物であるが食物繊維がほとんどなので、ほとんど消化されないことから低エネルギー食品として関心を集めている。 寒天の種類 寒天は粉寒天、糸寒天、角寒天の3種類がある。 粉寒天 オゴノリと […]