お久しぶり～　介護の日々の2021年もコロナ禍です。

認知症とは

さまざまな原因で脳の神経細胞が減少し破壊され、日常生活が正常に送れない状態になることをいう。 認知症にはさまざまな種類があり、主に脳にあるアミロイドβやタウと呼ばれる特殊なタンパク質が蓄積されることで起こる「アルツハイマー型認知症（通称アルツハイマー）」が最も多い。

種類がある

主に三大認知症と言われていて アルツハイマー認知症　 レビー小体認知症 　血管性認知症がある。

特徴と対処法

アルツハイマー認知症
新しく経験したことを記憶できず、すぐに忘れる。また、日付、昼か夜か、今いる場所、家族の顔などがわからなくなることもある。さらに判断する力や理解する力が落ちて、食事を作ったり、おつりを計算することができなくなったりする。それをごまかして話をあわせようとしたりする。
対処法としては例えば同じことを言われても、穏やかな気持ちで、初めてのつもりで話を合わせてあげるようにするとよい。また、食事後に「まだ食べていない」と言われた時には「食べたでしょう」ではなく、「これから食べましょうね」というように接するようにするとよい。

レビー小体認知症　
時間帯や日によって、頭がはっきりしていて物事をよく理解したり判断したりできる状態と、ボーとして極端に理解する力や判断する力が低下している状態が入れ替わり起こりったりするが、周りの人にはわかりづらい。うつ状態になったり、幻覚が見えたり、大きな声で寝言をいったりする。また身体面ではパーキンソン症状になったり、自律神経失調症になったりする。
対処法としては幻覚などを否定しない。また、筋肉のこわばりがあるのでつまずきやすいものは片付けて家の中を整える。食事の時なども飲み込みにくくなったりするので食事の時は前かがみの姿勢をとり、家族が見守ったり、食材を細かく刻んだりトロミをつけるなど、調理を工夫するとよい。

血管性認知症　
脳梗塞や脳出血などによって発症する認知症で、脳の場所や障害の程度によって症状が異なる。そのため、できることとできないことが比較的はっきりとわかれていることが多く、手足の麻痺などの神経症状が起きることもある。
対処法としては規則正しい生活をおくるようにして、リハビリがとても大事であるが、本人が無理しなくて楽しめることから始めることがよい。介護保険のデイケアサービスなどを利用するのもよい。

参照　相談e-６５ネットhttps://sodan.e-65.net/basic/ninchisho/

出展　認知症予防に対するアロマテラピーの可能性より（鳥取大学医学部保健学科）http://www.cjrd.tottori-u.ac.jp/seeds_cgi/files/20110509135656_pdffile02.pdf