梅の季節 今年はジップロックで梅干しつけてみよう
れいこさーん 今日は梅干しづくりジップロックでするの?
そうなの、昔ながらの作り方もいいけど、新しいのに挑戦してみましょう
そういえばなんで梅の実って生で食べらただめなの?
はじめに
梅の実とは
梅はバラ科サクラ属の落葉高木 花は観賞用。未熟の青梅は有毒なので加工して食用とされる。
梅の実が取れるのはは5月下旬から6月下旬にかけて小梅用、梅酒用、梅干し用と店頭にならぶ。また、枝や樹皮は染め物などに使われる。
梅の実は食べてはいけないのか?
梅の種や果肉には、種を守るために青酸配糖体という、糖と青酸が結合した物質がある。青酸は、人間の体内に入ると呼吸困難や目まいなど深刻な影響を与える。木になっている生りたての青梅、特に多く含まれるのは種であるが、この青酸配糖体が10倍から20倍含まれているので食べるのは危険である。種がやわらかい時、種を守るために青酸配糖体はたくさん含まれている。しかし、実が大きくなると種も硬くなり種を守らなくてよくなるので、青酸配糖体も少なくなっていく。市販でうられている青梅は子供なら100個、大人なら300個ほど食べないと深刻な影響はでない。また、梅を干したり、つけたりすることでさらに青酸配糖体も分解されて安心して食べられるようになる。
参考文献 JAグループ福岡
今回はジップロックで氷砂糖を入れて作ってみましょう。私が大好きな料理家の栗原はるみさんも氷砂糖を入れて作っているとか。来年は栗原はるみさんのレシピで作ってみたいわ!
それではやっていこう
梅干しづくりジップロックで(下に作り方の動画あり)
用意するもの
ボウル
ざる
秤
キッチンペーパー
ジップロック
ストロー
へたを取るための楊枝、(お茶の黒文字でもよく取れる)
材料
完熟梅 1kg
粗塩 100g
ホワイトリカー50㏄
氷砂糖 100g
作り方
1.完熟梅を優しく洗ってへたをとり水気を取る。梅の水気をよくふき取っておかないとカビの発生の原因になるので、よくふき取る
2.ホワイトリカーを完熟梅にかけ、塩が梅につきやすくする。
3.塩を梅にからめならが、ジップロックに入れていく。
4.すべて入れたら氷砂糖を入れて、ジップロックの口をしっかり閉める。この時ストローを使って中の空気を少しでもなくすようにする。ジップロックを2重にすると液だれの心配がない。
5.梅と同じ重さのものを上に載せる。本などでもよい。氷砂糖が解けるまでは毎日袋を上下に返す。梅酢が上がってきたら、しそシロップで使ったしそを入れてもよい。そのあとだいたい7月下旬ごろの天気の良い日に3日3晩干す。1日目ほしたら、梅を裏返しして、夜露にあたる方がやわらかくなるが、夜は家の中に取り込んでもよい。
6.干し方はざるでもよいし、すだれなどの上にキッチンペーパーを載せてもよい。
7.消毒した瓶に干した梅を保存してもよいし、梅酢に戻してもよい。しそを入れた場合は一緒に干すとしそも乾燥するので、細かくすれば、ゆかりになる。
※土用干しの方法は夜は家に取り込みまた次の日に干すやり方や、干した後に一旦梅酢に戻して干し直す方法などさまざまある。干す日数も決まりはない。梅の状態をみて判断。
参考資料 旭化成ホームページ
れいこさん、簡単だったけど、梅を入れたジップロックの中の空気を抜くためにストローさして空気を吸うのはちょっと、苦しかったよ。
そうね、吸い込むからお酒がまわってしまうわね。6月下旬は完熟梅が半額になっているときがあるから、ちょっと買ってやってみてね。
それはいいね!
次回はしそシロップを作りましょう。しそシロップには上がってきた梅酢を。梅干しの色を赤く染めるのにしそシロップで使った赤じそをいれるわよ!
わぉ!使いごっこするの?またまた楽しみ!
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