和三盆の干菓子
今年の中秋の名月(2024年9月17日)で月がきれいだったね
そうね。旧歴の8月15日が中秋の名月にあたるわね
旧歴?
旧暦とは
旧暦は「太陰太陽暦」という。月の動きに合わせた歴(新月から次の新月まで)が太陰暦であり、太陰暦を基本にして太陽の動きを取り入れて、1年を354日とした暦が「太陰太陽暦」で古代中国から日本に奈良時代に伝わる。
太陽の動きを基準とする新暦(太陽暦)は365日。地球が太陽の周りを1周する時間(365日)を1年としたため旧暦とでは1年で11日もずれが生じる。旧暦はそのため3年ごとに1年を13カ月として調整し、この13カ月目を閏月(うるうづき)とした。しかし、それでも季節のずれが生じてきたので、太陽の動きをもとにした「二十四節気」というものが考え出され、これも古代中国から日本に伝わった。しかし、これは中国で作られたものなので、日本の季節には少しずれが生じたため、日本の気候に合わせた「雑節」というものが生まれ農事などに役立てられている。
日本は今でも旧暦で行われる主な行事が月の満ち欠けに関係する「十五夜」、「中秋の名月」などであり、新暦に移行した主な行事は「端午の節句」や「七五三」などがあげられる。
参考文献 ウィキペディア
旧暦の考え方だと7,8,9月が秋なの。だから秋の真ん中は8月15日だから中秋なのよ。
そっかーわかりやすい!
今日は兎の和三盆とお月さまの氷菓糖をつくりましょうか。
それではやっていこう
兎の和三盆 約10個分
用意するもの
型抜き
クッキングシート
霧吹き
材料
和三盆 50g
水 2~3ml
兎の目 アイシング固め(粉砂糖 小さじ1 水、霧吹きで3プッシュ程度 食紅適量)
作り方
1.ボウルに和三盆を入れる
2.和三盆を握って固まりになる程度に霧吹きで湿らせる
3.口当たりが滑らかになるようにざるでふるう。
4.和三盆を型にいれ少し強く指で押して詰める。
5.とんとたたいて型から抜く。
6.アイシングをつくる
7.楊枝で兎の目のところにつければできあがり!
お月さまの氷菓糖の作り方は
丸くくりぬけばお月さまの出来上がり
来年の中秋の名月は10月6日だとか、今年(2024年)は9月17日でしたらか約1か月ほどずれますね。
まだまだ2024年は暑い日が続きそうご自愛ください。
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